Tシャツに合わせやすいコットンジャケパンを春夏秋冬で丸っとご提案
～CARNET COTTON COLLECTION～

カジュアルウェアの代表素材である「コットン」。
ウールなどの動物が原料となる生地とは違い、綿を使った植物性由来の素材ですが、そんなコットンも織り方や加工の仕方一つで全く違う表情を見せてくれます。
ちょっぴりフォーマルな光沢を感じるものや、ウールさながらの柔らかな質感を感じるもの、ビンテージ感のあるファッショナブルなものなど様々。
また、ジャケパンのインナーにTシャツを合わせたいという声をHand someでも良く聞きますが、コットン素材のTシャツが多い中で同素材のジャケパンは非常に質感的にも合わせやすいものとなっています。
コットンといえば耐久性が非常に高く、季節やシーンにそれぞれ適したコットンはビジカジやプライベートでの幅広い活躍が期待できます。
そんな様々なシーンに適応すべく、モダンテキスタイルブランド・CARNET（カルネ）からバラエティーに富んだ種類のコットンコレクションが届きました。
季節問わずTシャツなどのカットソーでも合わせやすいジャケパンスタイルをお探しの方に、春夏秋冬で使えるコットンという選択肢をお考えいただければ幸いです。

カルネ・コットンコレクション

ラグジュアリーモダンブランド・カルネから様々なシーン、季節に対応するコットンコレクションが登場しました。
全６種類のコットンがそれぞれ豊富なカラーバリエーションで展開されています。
一つづつ見て参りましょう。

HIGH TWISTED

まず最初はハイツイストで織られた生地になります。
ハイツイストとは強撚糸を用いたもので、特徴として通気性が良く、質感としても夏向きの清涼なシャリ感を感じることができます。

比較的軽量なサラリとした風合いは、暑い季節に涼しげに着用できるコットンになっております。
ツルっとした質感が特徴で、薄手でサッパリとした肌触りは馴染みも良く、ビジネスカジュアルでのコーディネートに適しているかと思います。

カラーバリエーションは18色の無地で展開されています。
他ではあまり見ないコットンの春夏向きな鮮やかな色合いは、スーツ生地さながらのカラー展開になっており、カルネならではの夏向けのコレクションとしてセットアップ・ジャケット単体・パンツ単体それぞれで楽しむことができカジュアルなTシャツでのコーディネートにもマッチしそうです。

LIGHT DRILL

続いてライトドリルのコレクションです。
コットンドリルというと太番手の糸を綾織で織った生地ですが、こちらは細い糸が使われており、軽量で夏向きの生地となっております。
綾織の特徴として、上品で柔らかい質感・耐久性・細かく畝を帯びた表情が生まれます。

夏に着れる軽いウェイトと表情のある上品な質感がこちらのライトドリルの特徴ですが、そこにストレッチ素材が混紡されているのも大きな魅力の一つです。
コットンのカジュアルな雰囲気の中に都会的な上品さを感じることができ、機能的にも伸縮性が加ったことでこちらで仕立てたアイテムはビジカジとしてのコーディネートに非常に適していると言えるのではないでしょうか。

全20色からなるカラーバリエーションは、昨今人気の茶系のアースカラーやホワイト・ブラック・ネイビー・グレーなどの定番の色合いが網羅されており、ビジカジ向けのカラー展開となっています。
ジャケパンスタイルをお考えの方は、ジャケット・パンツどちらでも一着持っておくと非常に着回しの利くものになるのではないでしょうか。
個人的にはこちらの濃いネイビーでパンツを仕立てておくと、ビジネス・プライベートでのカジュアルなコーディネートで高い頻度で活躍してくれると思っています。

WASHED

続きましてウォッシュド生地のコレクションになります。
一度既に洗いをかける加工が施されており、特徴として使い始めから柔らかい肌触りを肌で感じることができます。
また色味としてもビンテージのような色褪せた風合いを楽しむことができます。

通年を通して着用できる生地感になっていて、ウォッシュド特有の絶妙な風合いと表情を感じることができます。
こちらも例によってストレッチ素材が混紡されておりますが、他と比べて僅かに多めの分量が使われているため、より動きやすさが実現されており、タイトめなサイジングでのお仕立てにも向いています。

オールシーズンで使えるこちらの生地は、春夏・秋冬にそれぞれ対応すべく鮮やかなパステルカラーから暖色系の色まで幅広く24色で展開されています。
色褪せたビンテージ感があるため、比較的明るいお色でもシックな大人コーデに取り入れることができそうです。
白系のジャケットやパンツをお作りになる際は、ウォッシュド加工のものををお選びになられると、Tシャツで合わせられる使い勝手の良さを感じていただけるかと思います。

YARN DYED

こちらはヤーンダイと言って、「先染め」のコレクションになっています。
糸を先に染めた後、違う糸と組み合わせて織ることができるので柄を作り出すことができます。
また色落ちがしにくいという特徴を持っており、何度洗濯しても色合いの変化はせず色移りの心配もありません。

ヤーンダイ＝先染めの特性を活かし、シャドーストライプ・ヘリンボーン・バーズアイの三種類で展開されています。
オールシーズンで使える軽量化された生地感に伸縮性もあるため、一着で幅広いシーンで長く使えるのも魅力の一つです。
先染めは手間もかかるため、コットン生地での柄というのはあまり他ではみることがありません。
そもそもコットンのみで様々なバリエーションを網羅するコレクションは私はあまり知りませんが、コットンの良さを追及し、様々なシーンに対応すべく提案されたカルネのコレクションならではのものかと感じています。

三種類の柄がそれぞれ同じ5色で展開されています。
ベージュ・グレージュ・ブラウン・ダークグレー・ブラックはどれも落ち着いた色味でビジネスシーンでも使いやすくTシャツでも合わせやすい大人なカジュアルコーディネートを完成させてくれそうです。

BRUSHED

こちらはブラッシュド加工がなされたもので、少し毛羽立った柔らかな風合のフランネル（起毛）生地です。
起毛されたこで保温性に優れているため秋冬向けの生地になります。

フランネルの柔らかな肌触り、季節を感じる生地感はワンランク上のビジカジ・プライベートのジャケパンスタイルを実現しつつ、伸縮素材の混紡により機能面でもサポートしてくれます。
高い保温力は冬の寒い時期に着たくなる一着になってくれるかと思います。

全24色の豊富なカラーバリエーションで展開されており、個人的に中でも、まだまだ寒い春先で着たくなりそうな淡い色味のものは、フランネルの柔らかな風合いが非常にマッチしていて気分が上がる一着になりそうだと感じています。
暖色系の色のものはセットアップにタイドアップの着こなしで渋いフォーマル感を演出できそうです。

WOOL BLEND

（写真準備中）

最後はウールブレンドになります。
コンポジションはバージンウール51%・コットン47%・ポリウレタン（ストレッチ素材）2%となっており、贅沢なバージンウールの光沢感・コットンの耐久性を兼ね備えたカジュアルな質感・ストレッチ素材の動きやすさの三拍子揃った生地になっています。
綾織で440gのしっかりとした目付け（重量）は秋冬に適しています。

贅沢なバージンウールがおおよそ半分使用されていることにより、他と比べると明らかな光沢感や滑らかさを感じることができます。
コットンの質感も相まってウール100%では表現しずらい重厚で立体的な仕立て映えのする仕上がりになります。
スーツとして仕立てることで光沢感のあるフォーマルな見栄えとコットンの頑丈さで、ビジネスシーンにおいてヘビーユーズできる一着になりそうです。
ジャケット単体やパンツ単体でも、フォーマル過ぎずカジュアル過ぎない質感と温かみがコーディネートの幅を大きく広げ、冬場でもTシャツなどのカットソーで着回しのできる一着になってくれるかと思います。

カラーバリエーションは全10色展開。
秋冬で使い勝手の良さそうなダークなカラーを中心にスーツ・ジャケット・パンツそれぞれで使い易く着回しのし易いカラー展開になっています。
個人的にトレンドのアースカラーであるグリーンスーツを作る際に、こちらの滑らかさもあるマットな質感のグリーンで仕立てることで、タイドアップでもインナーにTシャツを合わせる形ででも印象を強めすぎずオシャレに着こなせる一着が作れそうだなと思っています。

Hand someでのコットンジャケット＆パンツオーダー例

※入荷最速でのコレクション紹介のため、オーダー例のアイテムは全て別コレクションで仕立てたものになります。
本コレクションでの仕立て上がりのご参考にしていただければ幸いです。

こちらはライトドリルのコットン生地で仕立てたジャケットになります。
コットンのマットな質感と耐久性の良さは日常の様々なシーンでコーディネートしやすくTシャツをインナーとしたカジュアル使いなどで大変役に立っています。
また、軽量で柔らかな風合いは着ていてとても楽で、肩ひじ張らないリラックス感のあるTシャツを使ったコーディネートをラフに組み合わせやすいです。

こちらは「先染め」のヘリンボーンの生地を使ったコットンジャケットです。
うっすらとシャドーストライプのようなヘリンボーンの柄の陰影は、奥深い色合いが生まれ上品な雰囲気を醸し出してくれます。
また、こちらの生地は重厚感のあるハリコシがあるため、ジャケットとして立体的で男性らしいフォルムが生まれます。
かっちりとしたジャケットをTシャツで無骨に着こなすスタイルも個人的には好みです。

こちらはウールブレンドのコットン生地で仕立てたパンツになります。
ウール100%のようなスーツで着たい光沢感は控えられていて、スニーカーでも合わせやすいカジュアル感があるのでビジカジ・プライベートファッションでの綺麗めなコーディネートに個人的にかなり重宝しています。

Hand some Styleとしてのカルネ・コットンコレクション

様々なブランドでそれぞれコットンのコレクションは提案されていますが、同じ世界観の中でパーソナルに合った多様なコットンシリーズの提案があるのはHand someではカルネの本コレクション以外知るものはありません。
一つのコレクション内で幅広く棲み分けがされているからこそ、「こっちのこれがあったらいいな」ではなくそれぞれのシーンに最適解の素材や色を用意することができ、お客様に存分に納得していただけるものが提案できると考えています。
ビジカジ・プライベートファッションでのTシャツを軸としたジャケパンスタイルのご参考になれば幸いです。