Column

暑い夏に涼しさとオシャレの両立を
～春夏のお出掛けやビジカジに取り入れたいジャケパンスタイル～

気候の良い春はファッションの楽しみがいがありますが、夏に差し掛かるにつれ暑さとオシャレの両立がなかなか難しくなりますよね。
Hand someにいらっしゃるお客様でも、ビジカジ・プライベートファッションにおける夏の洋服のお悩みはよく伺います。
正直、暑い時は何を着ても暑いです。
しかし、どうせ服を着るなら涼しくオシャレな着こなしを楽しめるにこしたことはありません。
そんな暑い夏にオススメしたいHand someのアイテムを使ったコーディネートをご紹介致します。

トレンドカラーを使ったSS三者混ジャケット

若干のゆとりを意識してサイジングしたリネンメインのHand someオーダー三者混ジャケット。
生地はDRAPERS（ドラッパーズ）・GOLDEN SELECTIONからチョイスしました。
トレンドカラーの明るいグリーンベースに青と白の2色線で配された大柄なウィンドウペン。
春夏にぴったりの素材と色味、軽量化を図った仕様でサッと羽織りちょっとしたお出掛けやビジカジスタイルに彩りを加えられます。
鮮やかな色味が目を引きますが、素材と作りこみの良さから30代～50代の方でも気軽にジャケパンスタイルのコーディネートに合わせやすいジャケットになっています。

インナーは首元が詰まりすぎない白Tでシンプルに軽やかに。
股上が深めのパンツにはタックインすることで脚長効果に。
スタイリッシュに着こなすことでお出掛けの楽しさも倍増します。

タイドアップ

今回は「手軽さ」を重視しましたが、シャツの着用やタイドアップをするとビジネスシーンにおける幅はより一層広がります。
シャツの衿型、ネクタイの素材などでも雰囲気やマッチするシーンは変わってきます。
そちらはまた別のコラムで。

春夏にぴったりのフレスコパンツ

2タックでクラシックなディティールをあしらった、Hand someでオーダーできるウール100%のフレスコパンツ。
生地はドラッパーズ・ASCOTからチョイスしました。
平織り4plyの涼しげな素材で、撥水加工も施されているため梅雨の時期などに非常にマッチします。
明るめのグレーで全体のバランスをより軽やかに。
程よいゆとりを意識して仕立てることで、クリースラインも綺麗に真っ直ぐ落ちるためスタイルの良さを演出できます。
素材の機能面からもオールシーズンでビジカジにも取り入れやすいのも特徴。
グレーパンツは一本持っておくと、日常でもビジネスにおいてもかなり重宝します。

足元はノーブランドのペニーローファー。
ビジカジとしても、かっちりとしたドレスシューズよりはカジュアルなシューズの方がマッチ度は高いです。
素足が嫌われる場面もあるかもしれませんが、今回のコーデでは真っ黒なフォーマル系の靴下は重たさが出てしまうので、明るめの色味を入れるとgoodです。
Hand some Styleのコーデの基本となりますが、ジャケット・パンツに配色されている色が3色以上ある場合、小物はそのいずれかに合わせるのが鉄則です。
特に今回はジャケットのメインカラーが緑で、サブで白と青が配色されているので、白or青を拾ってチーフや靴下等の小物に挿すと統一感と共にオシャレ度も底上げされます。

日常でのお出掛けなどでのシーンにおいては、スニーカーでよりカジュアルダウンするのもいいですね。
パンツのサイズや丈感からも今回のコーデではローカットのシンプルなスニーカーがベターです。

清涼感と手軽さを重視したコーディネート

ジャケパン・ビジカジコーデのキーポイントとしては、上と下（ジャケットとパンツ）で色味の濃淡を分けることを意識すると、トータルコーディネートとして収まりが良くなります。
理由としては、異色の明るいもの同士の組み合わせだとぼんやりとした印象になり、逆に暗い色や濃い色同士の組み合わせだと野暮ったく重たい印象になるからです。

今回はあえて全面を明るい色味にすることで清涼感のある印象をつくりました。
その場合のポイントとして、それぞれの色に同色系は避けることを推奨します。
そしてアクセサリー類や他小物も極力省くことで、春先～暑い夏に見た目にも機能面でも気兼ねなく楽にスタイリングできるHand some Styleを再現しました。

ちょっとしたお出掛けや、相手に爽やかな印象を与えたいビジカジに是非お試しください。